しかし2025年、実行委員会の高齢化などにより運営が難しくなり、復興の象徴として続いてきた『越後みしま竹あかり街道』が16年目に幕を下ろすことに…。

最後の年はおよそ650人が協力して竹灯籠を制作。
三島の風情ある町並みの中を、およそ1kmにわたって並べられました。
【三島ライトアップ実行委員会 遠藤清己 代表】
「肩の荷が下りた、というのが本当の気持ち…。それだけ大変なんですよ」

【長岡造形大学 学生】
「三島の友達が『青春がなくなる』って言っていて一番痛感したんですけど、結構寂しい…」
訪れた人々は写真を撮ったり、静かに明かりを見つめたりして、それぞれのひとときを過ごしていました。

“最後の夜”を迎えた竹あかり街道の明かりは、地域の人々の記憶の中で静かに灯り続けます。














