カンボジア政府は、南東部の都市バべットにある特殊詐欺拠点2か所を摘発し、日本人の男女13人を含む外国人ら合わせて658人を拘束したと明らかにしました。

カンボジア内務省の副報道官によりますと、ベトナムとの国境に近いカンボジア南東部スバイリエン州バベットで4日、特殊詐欺の拠点2か所が摘発されました。

2か所の捜索で拘束された外国人らは合わせて658人に上り、副報道官は、「日本人の男女13人も含まれる」としています。

また、拠点では、警察官を装って被害者から金をだまし取る手口などの詐欺が行われていたということです。

カンボジアでは、特殊詐欺に関連した日本人の摘発が相次いでいて、今年5月には北西部ポイペトの拠点で日本人29人が拘束されています。