今後のカギは「水の確保」と「市民への周知」

〈メリット〉
▽水洗トイレに近い環境。排泄物を下水道管に直接流すため、ニオイも抑えられる。
▽段差が小さいため、高齢者や障害がある人も利用しやすい。
〈デメリット〉
▽あまり知られていない。どこに整備されているのか、誰が整備するのかが知られていない。今後、イベントなどで周知していく必要がある。

水道が断水したらどうなるのか。広島市下水道局によると「プールの水や川・用水路・下水の処理水などを利用」します。

ひろしまスタジアムパークの場合、「広島城のお堀の水をポンプでくみ上げる」ことになっています。下水管もそれぞれで耐震化を進めています。

家庭でのトイレの備えについても確認します。
▽家族の人数分を考慮したトイレットペーパー。
▽停電を想定して両手をフリーにできる照明。
▽手をキレイにするため消毒液。