天皇皇后両陛下が「第44回全国豊かな海づくり大会」の式典などに出席するため、三重県に到着されました。

両陛下はきょう午後2時ごろ、電車で三重県の近鉄鳥羽駅に到着し、出迎えた一見県知事らと笑顔で挨拶を交わされました。

三重県では、あすから水産業の発展を目的とした「第44回全国豊かな海づくり大会」が行われ、両陛下は志摩市での開会式に出席するほか、水産高校の実習船の視察やイセエビやマダイなどの放流行事にのぞまれます。

到着日のきょうは、鳥羽市の「鳥羽水族館」でラッコやジュゴンを観覧するほか、海の希少な生物を保護する取り組みについて説明を受けられる予定です。

両陛下の三重県訪問は、2019年の即位に伴う伊勢神宮参拝以来、6年ぶりです。