8日から愛媛県西条市で開かれるクライミングの大会に出場する愛媛県松山市出身の大政涼選手らが7日中村知事を訪問し意気込みを語りました。

県庁を訪れたのはスポーツクライミングパリオリンピック2位の安楽宙斗選手や松山市出身でスピード種目日本記録保持者の大政涼選手など5人です。

日本トップレベルの選手が出場する今回の大会は、オフシーズンに新たに設けられたもので、選手たちは中村知事に意気込みを伝えました。

(安楽選手)
「トレーニングをち密にやってきたのでその成果が少しでも
出せるように頑張って盛り上げたい」
(大政選手)
「地元愛媛の選手として優勝を狙って頑張りたい」

大政選手が得意とするのはスピード種目で、高さ15メートルの壁を登る速さを競います。大政選手は4秒87の日本記録を持っているほか今年のワールドカップでは年間ランキング3位を獲得しました。

中村知事は大会を通して日本全体のレベルアップにつながっていくことを願っているとエールを送りました。

(大政選手)
「わくわくや楽しみという気持ちもあるが、地元ということで家族や友人が見に来るのを聞いて少しいつもよりも緊張やプレッシャーがある」

8日から2日間開催される大会はボルダーとリード、スピードの3種目が行われます。