けさ、埼玉県坂戸市で走行中の東武東上線の電車内で尿とみられる液体を放置したとして、50代の男が現行犯逮捕されました。

きょう(7日)午前6時半ごろ、東武東上線の高坂駅から北坂戸駅を走行する電車内の網棚に尿のような液体が入った袋を放置したとして、自称派遣社員の坂本和正容疑者(58)が偽計業務妨害の疑いで現行犯逮捕されました。

警察によりますと、坂本容疑者は高坂駅から乗車し、別のビニール袋から尿とみられる液体が入った袋を取り出して網棚に置いたあと、網棚の下の座席に座ったということです。

その後、電車内で警察官が袋の中身について尋ねたところ尿であると認めたということです。

坂本容疑者は取り調べに対し「尿などが入った袋を置いたことは間違いない」「ストレス発散のためにやった」と容疑を認めているということです。

また、今年6月からきのう(6日)までの同じ時間帯にも電車内の網棚に袋が放置されて、中の液体が漏れたり、異臭がしたりするなどの問い合わせが5件確認されているということです。

警察はこれまでに確認された5件についても坂本容疑者の犯行である可能性が高いとみて詳しく調べています。