2026年秋から始まる大型観光キャンペーン「山口デスティネーションキャンペーン」を前に、10月から事前キャンペーンが行われています。その一環で7日、山口県庁でグルメフェアが始まりました。

記者
「山口県庁にやってきました。職員の皆さんが昼食に出ていますが、外に出てみるとこちら、グルメフェアが行われています。盛りあがってますね」

JRグループと自治体による大型観光キャンペーン「山口デスティネーションキャンペーン」の事前キャンペーンの一環で開かれた「万福の旅グルメフェア」。

県庁の職員にもキャンペーンを知ってもらおうと、県物産協会が主催したもので、初日のこの日は2店舗が出店しました。

周南市特産の鹿野高原豚のフランクフルトに、コロッケやメンチカツ。県の魅力がぎゅっと詰まっています。

そして、三角チーズサンドパン。30年ほど前から、山口市内の小中学校の給食や高校の購買で販売されていたパンなんです。懐かしさを感じて多くの人が買い求めていました。

買った人
「私は小学校の時とかによく食べていた記憶があります。見つけた瞬間に絶対買おうって思いました」

製造終了となりましたが、市内に住む原田真也さん・紗弥さん夫婦が3年ほど前から新たに製造を始め、市内の一部のスーパーマーケットで販売しています。

原田さん夫婦は、中学時代からの同級生。三角チーズサンドパンは青春の味なんだそうです。

原田真也さん
「高校時代、妻の顔を思い浮かべながら争奪戦だった三角チーズサンドパンをしっかりと買い占めてプレゼントしていました」

原田紗弥さん
「知っている方には懐かしんでもらいたいと思いますし、本当においしいパンなので、たくさんの方に知ってほしいと思います」

初日から大盛況だったグルメフェアは28日まで、毎週金曜日に県庁で開かれます。