多数の死者を伴う大規模災害の発生に備えます。検視や遺族への対応を関係機関が連携して行う合同訓練が6日、山口県萩市でありました。

訓練には県警や医師会、大学などからおよそ110人が参加しました。萩市で大規模な土砂災害や河川の氾濫が発生し、多数の死者が発見されたという想定です。
消防が遺体を発見し、収容場所に搬送。医師が死亡を確認し、検視では、損傷の程度や所持品の確認、写真撮影などを行います。身元が分からない場合などは、手術のあとやほくろなどの身体的特徴や歯形なども鑑定するということです。各機関が連携しながら、遺族へ引き渡すまでの一連の流れを確認しました。
萩警察署 刑事課鑑識係 原田知樹 巡査長
「身元の確認、ご遺族の元に返してあげるということは、重要なことだと思うので、そこは取り違いのないように考えて訓練しました」
県警は今後もこうした訓練を行いたいとしています。














