テレビやラジオの受信障害を防ぐことを呼びかけるポスターのコンクールで、山口県下松市の中学生が中国地方で最優秀となる賞を受賞しました。

「受信環境クリーン図案コンクール」で、中国協議会の会長賞を受賞したのは、下松中学校3年の楠本悠月さんです。6日、中国総合通信局の梅村研局長から賞状が手渡されました。

この取り組みは、放送電波の受信障害の防止を呼びかけるポスターを全国の中学生から毎年募集し、表彰しているものです。

楠本さんの作品は、地震などの災害情報を伝える電波の重要性を知ってもらいたいというメッセージが込められています。

中国協議会会長賞受賞 楠本悠月さん
「電波を大切にしていきたいということが伝わったらいいなと思います」

中国総合通信局 梅村研 局長
「中学生がなかなか受信障害のイメージというのは、持ちにくいと思うんですけど、そういったところを想像して描いてもらったということで、今後周知、広報に活用させてもらいたいと思っています」

中国総合通信局は受信障害の件数が減っている中、引き続き適正な受信環境を整えていきたいとしています。