安価で便利な移動手段として人気の「高速バス」。
しかし今、その“便利さ”の裏で、予約システムを悪用した「相席ブロック」という行為が水面下で広がり、バス会社を悩ませています。SNSなどでも話題になりつつあるこの「相席ブロック」、その実態は――。

「相席ブロック」とは
「相席ブロック」とは、高速バスの座席を2席分予約し、出発直前に1席だけをキャンセルすることで、意図的に隣を空席にする行為のことです。
2席分を1人で広く使いたい、他人と距離を取りたい、と考える人が、こうした行為をしているとみられています。
背景にあるのは「ネット予約」の普及です。
スマートフォンで簡単に「予約」も「キャンセル」もできるようになったことで、こうした不正な利用も増えているとみられています。














