予期せぬ妊娠やいじめといった悩みなどを無料で相談できる居場所が、来月から大阪市内に新たに開設されます。

 6日、大阪市港区と大学教授らが交わしたのは「弁天町ユース保健室」に関する協定です。

 「ユース保健室」とは、中学生から20代の若者らが予期せぬ妊娠や虐待、いじめといった悩みを看護師などに無料で相談できる居場所のことで、児童虐待の研究を続ける大学教授などが立ち上げました。

 聞き取られた相談は、事案に応じて相談者の同意を得たうえで行政を通じ適切な関係機関とつなぐということです。

 (弁天町ユース保健室実行委員会・日吉和子さん):「病院に行かないといけないなという判断も私たちと相談しながらできますので、是非小さい悩みでもいいですので来ていただけたらなと思っています」

 「弁天町ユース保健室」は来月2日から毎月第2・第4火曜日に開かれるということです。