利用が低迷しているJR芸備線の一部区間の存廃を議論する「芸備線再構築協議会」の5回目の会合が6日、開かれました。7月に始まった臨時列車の運行が、来年3月まで延長されることなどが報告されました。
芸備線では、7月19日から列車の増便などによる経済効果について検証する実証事業が始まりました。臨時列車が土日祝日、三次~備後落合間と新見~備後落合間で、1往復ずつ、運行されています。
運行期間は当初、今月24日まででしたが、6日の会合で来年3月まで延長されることが報告されました。今月29日から週1回、土曜日に運行されるということです。延長は、沿線の自治体が求めていました。

中国運輸局 金子修久局長
「地元のイベントなども盛り上がってきているところ。1年間でやることになっているので、それに向けて弾みがつけばと思う」
また、庄原市と新見市の周遊バスなども、臨時列車の運行延長にあわせて来年3月まで延長されるということです。














