愛媛銀行が愛媛県今治市の中学校で出前授業を行い、ふるさとの魅力を伝えました。
出前授業は今治市教育委員会が取り組む「ふるさとキャリア教育」の一環です。
地元の魅力や課題を学び理解と愛着を深めるという取り組みの趣旨に賛同した愛媛銀行が開きました。
大西中学校で行われた5日は、愛媛銀行の元常務・日野満さんが、1年生と2年生合わせておよそ100人を前に、今治市の産業について講演しました。
(愛媛銀行元常務・日野満さん)
「この業界で今治という地域、船会社・造船所が多い地域を知らない人はいない」
日野さんは、今治市には、船をつくる「造船業」、船の部品を製造する「舶用工業」、船で輸送する「海運業」が集まっていて、地方都市ながら世界有数の海事都市であると紹介しました。
生徒からは「今治でどれくらいの大きさの船が造られているか」といった様々な質問が出るなど、ふるさとの産業に興味を深めている様子でした。
(生徒)
「今回の講演で、今治に残り造船に関する仕事がとても面白そうでやってみたいと思いました」
この出前授業は13日、市内の北郷中学校でも行われます。
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