事件や災害の現場で、人命救助の鍵を握る警察犬。その活躍の裏には、警察官と犬が築く深い信頼関係があります。「直轄警察犬」として捜索活動に臨む2匹と指導士たちの日々に密着しました。
直轄警察犬導入から1年…早くも成果
大分県警が自ら訓練を行う直轄警察犬を導入して1年。現在、ジャーマン・シェパードの「アロー」とラブラドール・レトリバーの「ロッキー」が事件の解決や人命救助の最前線で活躍しています。

大分県内では民間に委託する「嘱託警察犬」が中心ですが、指導士の高齢化や警察犬の減少を受け、去年から直轄方式が導入されました。
2匹はすでに捜索など実際の現場で活躍していて、今年10月には行方不明者の発見に貢献したとして警察署長賞が贈られました。

警察犬係 高野羽瑠菜さん:
「今までの訓練の成果が出せて、恩返しができたという気持ちでいっぱいです」














