認定こども園の保育教諭による虐待が疑われている問題で10日、保護者を対象に説明会が開かれました。園側の説明を聞いた被害園児の保護者は「説明については全く納得していない。園に対し厳罰を求める」と話しています。
女性保育教諭による虐待が疑われている富山市の認定こども園「本郷町保育園」では10日、保護者を対象にした説明会が午後3時半から行われました。

説明会は非公開で行われ冒頭、風間宣夫園長が集まった保護者に今回の問題について謝罪したあと、これまでの経緯を説明すると、集まった保護者から憤りの声が上がったということです。

この問題をめぐっては、すでに退職した保育教諭ともう一人の保育教諭が、1歳児から2歳児の園児に対して腕をひっぱってひきずったり、園児が座っているイスを引き抜き転ばせたりした疑いがもたれていて、警察が12月6日に2人を暴行の疑いで書類送検しています。

説明会に参加した被害園児の保護者は「説明については全く納得していない。園に対し厳罰を求める」と話しています。