山口県周南市の総合化学メーカー・東ソーの今年度の中間決算は、円高による販売価格の下落などで2期ぶりの減収減益となりました。
東ソーの中間決算は、売上高が前の年度の同じ時期と比べ285億円減る4991億円。営業利益は26億円減る447億円で、2期ぶりの減収減益となりました。円高による販売価格の下落や海外市況の低迷などが要因で、トランプ関税の直接の影響は極めて軽微だということです。
東ソー 経営管理室 後藤滋彦南陽経理課長
「海外市況においても、中国からの輸出が増えたということで想定を市況を下回る状況が続いたということで、非常に厳しい事業環境であったと理解をしています」
通期の業績予想は上期と同様の厳しさが続くとみています。売上高を1兆200億円、営業利益を1030億円に下方修正し、減収増益となる見通しを示しました。














