税金を身内に?維新・藤田氏に“公金還流疑惑”
その藤田氏ですが、国会終了後の会見で“ある疑惑”について真っ向から反論しました。

日本維新の会 藤田 共同代表
「記事は恣意的に作られたものであると私どもは理解している」

「恣意的な記事」とは、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版の報道です。それによりますと、藤田氏側が2024年までの8年間に、公設第1秘書が経営する会社に「ビラデザイン」などの名目で、あわせて約2000万円分を発注していたというもの。その9割以上は、「政党交付金」などの公金だったといいます。

そして、その会社から秘書に、2024年は年間720万円の報酬が支払われていたといい、「身内への税金還流では」との声が上がっていました。
維新の“創業者”、橋下氏からも…

橋下徹氏のXより
「ついに維新もこのような公金マネーロンダリング的なものを許すようになったか」
「知事・市長でこんなこと許されたら、ボロ儲けできるわ」
こうした指摘に対して藤田氏は…
日本維新の会 藤田 共同代表
「法的にはどこから切り取っても適正であるということは確認している。『秘書だったらチラシ発注してすぐできるやろ』みたいな話があると思うが、デザイン業務をなめすぎ、はっきり言って」
記事によると、秘書が経営する会社は印刷機がなく、所在地は秘書の自宅マンションだといいます。
記者
「公設秘書はスーパーマンのような方か。会社を経営する一方で、公設秘書の業務もこなしている。ほとんど社長業をやらなくても済むような会社だと疑わざるを得ない」

日本維新の会 藤田 共同代表
「スーパーマンです」
藤田氏は疑念を持たれないために今後、秘書の会社への発注は取りやめるとしています。
記者
「共同代表は続投するのか?」
日本維新の会 藤田 共同代表
「そのつもりですけれども」

維新の吉村代表は今後、秘書や本人が代表を務める会社に対して公金の支出を禁止するよう内規を変更する考えを示しました。














