拉致被害者の曽我ひとみさんが新潟県佐渡市で署名活動を行い拉致被害者の早期救出を訴えました。

佐渡市の両津港ターミナルで10日行われた署名活動は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間の一環として行われたもので、拉致被害者の曽我ひとみさんら12人が参加しました。

曽我さんの母・ミヨシさんは今月28日で91歳。拉致から44年が経った今も消息が分からないままです。

【曽我ひとみさん(63)】
「拉致問題が1日でも1時間でも早く解決してみんなが家族のもとに戻り、楽しい時間を過ごせることを心から願っています。」
拉致被害者5人の帰国から今年で20年。曽我さんは政府に対し「日朝会談を1日でも早く実現してほしい」と拉致問題の早期解決を訴えました。