きょうは県内で広く青空が広がり暖かくなりましたが、庄内地域では早くも冬支度です。酒田市で、地吹雪などからドライバーの安全を守るための防雪柵の設置がきょうから始まりました。

酒田市平野の国道7号線沿いできょうから始まった防雪柵の設置作業。防雪柵とは、地吹雪などによって雪が道路に吹きだまるのを防ぐための柵です。この柵を設置することで、地吹雪によるドライバーの視界不良の緩和も期待できます。

きょう作業が行われたこの場所では普段、景観を損ねないように柵を折りたたんでいますが、ドライバーの冬の安全を確保するために毎年この時期から防雪柵の設置を始めるということです。
作業員たちは柵を上げるための機械を使い、きょうはおよそ280メートルの柵を設置しました。

酒田河川国道事務所 酒田国道維持出張所 根本勇一 出張所長「雪道を運転する場合は車間距離を十分に取り、心と時間にゆとりをもって安全運転をお願いしたい。地吹雪があった際には慌てず焦らず、ライトやハザードランプをつけて速度を落として安全な箇所に避難をお願いします」
この作業は12月上旬まで続けられ、庄内地域全体でおよそ22キロほどの防雪柵が立てられるということです。















