運転席も回転「走るリビング」

『マツダ』や『SUBARU』、『三菱自動車』、『スズキ』なども意欲的なクルマを発表する中、今回は、日本市場を狙った海外勢のEVも多く発表された。
中国の『BYD』が打ち出したのは、ワゴンタイプのEV軽自動車「ラッコ」。

『BYDオートジャパン』東福寺厚樹社長:
「ラッコは日本の軽規格にあわせて開発した“BYDとして初の海外専用モデル”になった」
人気のスライドドアを採用し、日本の新車販売の4割を占める軽自動車市場に参入する。
さらに、台湾の「ホンハイ」傘下の家電メーカー『シャープ』もEVに参入。

コンパクトミニバンタイプの「LDK+」は、運転席を回転させることで対面空間を実現。格納式テーブルやプロジェクターを搭載するなど、“走るリビング”が最大のアピールポイントだ。

『シャープ』大津輝章さん:
「“クルマの中を部屋として使ってもらう”という発想。基本的にクルマは、走っている時間は5%以下。残りの95%は駐車場に止まっている。これがわれわれが目をつけたところ」














