特定外来生物の「アカミミガメ」や「ウシガエル」を販売目的で無許可で飼育していたなどとして、中国系食料品販売店の代表ら3人が警視庁に書類送検されました。

書類送検されたのは、東京・江東区の中国系食料品販売店の代表の女性(60代)ら3人です。3人は今年7月ごろから、江東区の食料品販売店で生きた「アカミミガメ」や「ウシガエル」などを販売目的で飼っていた疑いなどがもたれています。

アカミミガメはおととし、「条件付特定外来生物」に指定され、国の許可をとらずに生きた状態で販売目的で飼うことなどが禁じられています。

また、特定外来生物のウシガエルは岡山の河原で網で捕獲されていて、食用として販売するためにクール便で仕入れ、1キロ4000円で販売していたということです。

警視庁の任意の調べに対し、3人は「簡単に捕獲できるウシガエルを売ることを思いついた」などと話しているということです。

アカミミガメの規制後の摘発は全国で初めてです。