<男子のレース>
慶誠 中村大樹監督「さあ、どんな展開になるかなあ」

こちらは男子、慶誠を率いる中村監督。
9回目の出場となる慶誠は、今年、トラックシーズンで結果を残し、駅伝では初めての3位以内=九州大会出場を果たせるかが注目の一つでした。

慶誠 中村大樹監督「駿!守ってもしょうがないから自分の走り!自分の走り!積極的!積極的!」
その指示通り、慶誠の1区・宇都宮は積極的に集団を引っ張ります。

しかし、6km過ぎ。九州学院と熊本工業に遅れを取り慶誠は3位でたすきリレー
1区で首位に立った九州学院でしたが、2区。先頭の座を熊本工業に奪われます。
しかし、3区・久保ですぐさま逆転。
さらに、4区。九州学院のエース・門間が24年ぶりに区間新記録を叩き出す走り。
門間、実は走っている時・・・
九州学院 門間蒼大主将(3年)「区間記録を勘違いしていてマイナス10秒くらいしていてゴールして、たすきを渡して付き添いの選手と話した時にそういえば!となり、ゴールした時もすぐにはわからなかったです」
門間の圧倒的な走りもあり、九州学院が3連覇を果たしました。
一方、慶誠は1区から3位=九州大会出場圏内を守って迎えた6区。
中村大樹監督「はい乗っていくよ、乗っていくよ」
この時、後ろから追いかける4位・千原台との差は22秒
中村大樹監督「嫌ですね、後ろからしたら見えるからね」
その予感が的中してしまいます。

アンカーにたすきを渡す時には背中を捉えられ、その差はわずか2秒。
そして、7区1.2km過ぎ。
千原台の椎葉が前に出て、3位の座を明け渡すことに。

慶誠は3位に19秒、及びませんでした。

慶誠1区3位 宇都宮駿主将(3年)「走ったメンバーはとても楽しく走っていて、悔いのない走りができていたと思います。来年、再来年・・・また頑張ってくれると思うので、これからも応援よろしくお願いします」

慶誠 中村大樹監督「先生もどうにかできたかなって正直思っているし、勝たせてあげたかったけど、これが結果だから、もう今日から始まりだから1年後もう1回この大会でやり返しましょう」















