高知県内に伝わる民俗芸能を多くの人に知ってもらい、未来へ伝えようと「土佐の伝統芸能まつり」が2日、高知市で開かれました。

大利太刀踊(高知市)

「土佐の伝統芸能まつり」は、高齢化や後継者不足のため消滅したり存続が危ぶまれたりしている伝統芸能が高知県内各地にあることから、その素晴らしさを広く知ってもらおうと高知県などが開いています。3回目となる今年は県内各地から15の伝統芸能が参加しました。メイン会場の高知市丸ノ内緑地には舞台のほか、体験コーナーや飲食ブースなどが設けられ、賑わっていました。

高知城歴史博物館にもステージが(2日)

また、高知城歴史博物館にもステージが設けられ、より近くで芸能が楽しめるとあって人気を集めていました。

■訪れた人
「迫力があって、すごく良かったと思います」

3回目の土佐の伝統芸能まつり(高知市丸の内緑地・2日)

高知県は来年もイベントを開催し、一つでも多くの伝統芸能を未来に繋いでいきたいとしています。