10月から倉敷市で立て続けに発生した高病原性の鳥インフルエンザの防疫措置が終わったことから、岡山県はあす(10日)午前0時に移動制限区域を全て解除することを決めました。

きょう(9日)開かれた対策本部会議で県が明らかにしたものです。10月28日に倉敷市で今シーズン国内で初めてとなる鳥インフルエンザが確認されて以降、岡山県内では3例が発生。あわせて約72万羽のニワトリを殺処分し、防疫措置も完了しました。このまま異常がなければ、あす午前0時に移動制限区域を全て解除します。

(伊原木隆太岡山県知事)
「いつ岡山県で4例目、5例目が起きてもおかしくない状況です。農場の関係の皆さんにはとにかく緊張感を持って過ごしていただきたい」

岡山県は今後、影響を受けた養鶏場に対し損失の補償などを行う方針です。