日本相撲協会は1日、石川県穴水町出身で角界で抜群の人気を誇った元小結の遠藤の現役引退と年寄「北陣」の襲名を発表しました。
今後は追手風部屋付きの親方として力士の育成・指導にあたります。2013年の春場所で幕下10枚目格付け出しでデビューした遠藤は、初土俵から所要3場所で新入幕を果たし、2018年夏場所で新小結に昇進しました。
端正な顔立ちと正攻法で脚光を浴び、低迷していた大相撲人気の回復に大きく貢献しました。
しかし、最近では両膝の手術を受けて2場所連続で休場していたほか、9日が初日の九州場所では2013年から守った関取の座を失い、東幕下3枚目に番付を落としていました。
遠藤は、年寄「北陣」を襲名し、今後は追手風部屋付きの親方として力士の指導にあたります。














