「村上市の道の駅です。こちらのマンホールが企業の広告になるということです」

村上市で、新潟県内では初めてとなる、マンホールのフタを民間企業の広告に活用する取り組みが始まります。
市はマンホールの活用で、下水道の普及や財政面での課題解決を目指します。
村上市によりますと、広告として活用するのは多くの人が行き交う、道の駅 神林・道の駅 笹川流れ・村上市教育情報センター前のマンホール3か所です。
下水道のマンホールのふたが“ラッピング”され、企業の広告に使われます。

【村上市 上下水道課 大嶋上総さん】
「目にしていても注目することは特にないと思うので、そこをもっと良い活用方法がないかと検討した」
広告の掲載期間は2年間で、料金は1か所あたり16万8000円。
掲載料金とともに広告制作費として3万1900円がかかります。

村上市では、広告で得た収入を上下水道の維持や管理などに使うとしています。
【村上市 上下水道課 大嶋上総さん】
「市の下水道の“普及促進”にもつながっていけば良いかなと」
また、村上市の下水道の普及は8割にとどまっているということで、マンホールに注目してもらい、残る世帯の下水道普及も目指しています。
広告主の募集は、11月4日から始まります。














