与野党の国会議員が、核兵器廃絶を目指す勉強会を立ち上げることになりました。核軍縮に関して与野党参加でチームを組むのは初めてだということです。
議員会館の会議室に集まったのは、自民・維新・立憲・国民・公明・れいわ・共産・社民の、与野党8党の国会議員です。今後、各党から3人ずつ参加して、勉強会を立ち上げることを決めました。
来年、核兵器禁止条約の再検討会議が予定されていて、日本のオブザーバー参加を求める声が相次ぎました。また、アメリカのトランプ大統領が、核実験の開始を指示したと明らかにしたばかりで、議員たちは、会の重要性を確認していました。
社民党 福島みずほ党首「核兵器禁止条約の批准、オブザーバー参加にしても、国会内で世論を高めていかないといけないということが大事だと思っている。今回、広島・長崎の自民党の国会議員も入って超党派でできることは大きな前進だと思う」
自民党 寺田稔衆院議員「自民党は核禁条約への参加は否定的な見解を出しているが、核禁条約の重要性を認識していないわけではない。今直ちに参加できなくても、そのムードを醸成していくことは非常に重要」
勉強会は、11月から1年間、月1回のペースで開催する予定です。














