長崎県対馬市に住む60代の女性が、市役所の職員を名乗る人物から介護保険の還付金名目で現金約50万をだまし取られました。

被害にあったのは、長崎県対馬市に住む60代の女性です。

警察によりますと今月30日、女性の自宅固定電話に対馬市役所の職員を名乗る男から電話があり、「1万9,800円の介護保険関係の還付金がある」「手続きがあるのでキャッシュカードを用意して銀行か郵便局に行き、折り返し電話をかけてください」などと言われました。

女性は指示された通りATMへ行き、【050】から始まるIP電話に電話をかけて相手の指示に従いATMを操作し、現金およそ50万円をだまし取られたということです。

今年に入り、長崎県内ではニセ電話による還付金詐欺が急増していて、警察は「還付金(払戻金)があるから、ATMで手続きを」と案内された場合詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。