急速に発達しながら本州太平洋側を進む低気圧などの影響で、新潟県内では雷を伴った激しい雨の降る所がありそうです。新潟地方気象台は、上越・中越・下越では11月1日朝から2日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。
気象台によりますと、11月1日は低気圧が急速に発達しながら本州の太平洋側を北東へ進む見込みで、寒気を伴った上空の気圧の谷の影響も受けるとしています。また、2日は別の低気圧が日本海を東に進む見込みだということです。
このため、新潟県では大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨の降る所があるとしています。雨雲が停滞した場合や予想より発達した場合は、警報級の大雨となる恐れがあるということです。
雨の予想
▼11月1日に予想される1時間降水量(多い所)
 上越・中越・下越 30ミリ
 佐渡 20ミリ
▼11月1日正午までに予想される24時間降水量(多い所)
 上越・中越・下越 80ミリ
 佐渡 50ミリ
▼その後、2日正午までに予想される24時間降水量(多い所)
 上越・中越・下越 80ミリ
 佐渡 50ミリ
気象台は、上越・中越・下越では、11月1日朝から2日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。また県内では、11月1日明け方から夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
   
   
  













