ノーベル賞の受賞が決まった北川特別教授と坂口特任教授。文部科学大臣を表敬訪問しました。

 10月30日、文部科学省を訪れたのは、京都大学の北川進特別教授(74)と大阪大学の坂口志文特任教授(74)。北川特別教授は無数の細かい穴があいた「金属有機構造体」の開発でノーベル化学賞を、坂口特任教授は過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」の発見で生理学・医学賞の受賞が決まっています。

 松本洋平文部科学大臣から祝いの言葉を受けた2人。基礎研究や若手研究者への支援の充実を求めました。

 (大阪大学 坂口志文特任教授)「日本が科学技術立国であるために何が必要かということで、やはり基礎研究への支援をお願いしたい」
 (京都大学 北川進特別教授)「いま若手を支援していくことが非常に重要で。若い世代で人口構成が細らない、そういう行政(支援)をよろしくお願いします」