愛媛県今治市の沖合・来島海峡で貨物船「白虎」がケミカル船と衝突し、3人が死亡した事故について、国の運輸安全委員会が調査報告書を公表しました。
事故は2021年5月、「白虎」が外国のケミカル船と衝突、沈没し、「白虎」の船長ら乗組員3人が死亡したものです。
報告書では原因について、まず、「白虎」側は、航海士が無線で意図を伝えないまま舵を切り、ケミカル船と急接近させたなどと指摘しました。
一方のケミカル船側は、船長が「白虎」に伝えた内容とは逆方向に舵を切るよう指示したことなどを、あげています。
そして、再発防止策には「船同士の効果的なコミュニケーション」や「適切な見張りと操縦判断」などを提案しています。
事故をめぐっては「白虎」の2等航海士だった男性が、業務上過失致死傷などの罪に問われ、有罪判決が確定しています。
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









