高岡市議会で、自民党系の2つの会派の合流構想が波紋を広げています。今回の市議会議員選挙後、『非市長派』の最大会派が『市長派』に対し合流を打診。これに対し出町市長は、定例会見で「市民の目から見てどう思われるか…」と述べ、健全な議論につながらないと懸念を示しました。
出町市長「市民の目から見てどう思われるかですよねこの合流の話。健全な議論の足掛かりになればいいんですが一方で塊だけデカくしてという動きになるとすればちょっとどうかなという思いはある」

出町市長は、定例会見でこのように述べ、市議会の自民党の2つの会派の合流をめぐる動きについて懸念を示しました。
今回の市議会議員選挙で、市長は『市長派』とされる『高岡愛・議員会』の候補者を積極的に応援。選挙戦の焦点は、市長派がどれだけ議席を伸ばすかにありました。

この日、出町市長が訪れたのは『市長派』を明言している新人・植野佳奈候補の事務所です。
出町市長「やっと市長になりましたが。今度は市議会を変えなきゃいけないんじゃないかと」
その他にも自身の選挙で支援を受けた候補者や、応援要請があった新人のもとへ精力的に出かけ、マイクを握りました。

しかし、定数7超えの激戦となった選挙戦最終日。出町市長の姿は、これまで『非市長派』の急先鋒に立ってきた金森一郎候補の事務所にありました。














