ここ数日、一気に秋らしい気候になってきた宮崎県内ですが、これからの時期、食べたくなるのが鍋料理です。
その鍋料理に多く使われる白菜や大根の価格が、全国的にお買い得になっているようです。
宮崎県内のスーパーでは、ひと月前に比べて半値以下になっている店もありました。
30日朝の宮崎市。
道行く人の中には手袋やジャンパーを身に付けている人も。最低気温は11.9℃と、この時期らしい冷え込みとなりました。
寒くなってくると食べたくなるのが鍋料理。
(三浦功将記者)
「鍋料理に欠かせないのは白菜や大根ですよね。こちらの店では、先月と比べると半値以下になっているということです」
宮崎市のこちらのスーパーでは、4分の1の白菜がひと月前はおよそ200円でしたが、30日は85円。
1本およそ250円だった大根は、30日は108円となっています。
(まえだストアー 前田陽一朗社長)
「例年と比べても、比較的、安値が始まったかなというところ」
今年は、大雨や台風による影響が少なく、流通量が安定。
鍋料理に使うほかの野菜も全般的に安くなっていて、去年と比べるとおよそ1割安いということです。
(買い物客)
「寒くなってきたし、お鍋とかしたいと思っている」
「今からおでんとか、そういう汁物にお野菜をいっぱい入れて食べるのがすごくいい時期になってきているので、値段もそれに沿って安くなっているから、すごく助かる」
「この前、白菜買ってミルフィーユ鍋にした。安いとワクワクして買っちゃう」
また、夏の暑さによる影響で値上がりしていたキャベツは、県内産の商品がこれから増えることから、少しずつ安くなってくることが見込まれています。
(まえだストアー 前田陽一朗社長)
「賢く買ってもらって、一部保管しながらうまく使って、いいお鍋を作ってもらえればと思う」
秋が深まってくるこれからの季節。物価高の中、鍋が家計の味方になりそうです。
まえだストアーによりますと、鍋野菜の安値傾向は、11月いっぱいは続く見込みだということです。
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