「新区間を通った私たちは所要時間38分、先週と比べると30分ほど短縮です」
「下道(国道3号)を通った私たちは57分、先週と比べると15分ほど短縮しました」
結果、西環状道路だけでなく一般道でも所要時間が短縮していました。

南は快適、北は渋滞?
この結果について、交通コンサルティングの専門家は次のように分析します。
交通コンサルタント 太田恒平さん「南に行くには快適、北に行くには朝夕渋滞。そんな道路です」

「北に行く渋滞」、つまり西環状道路の下硯川ICから国道3号に出るところが渋滞しているのです。
太田さん「下硯川IC付近がすごく赤くなっている」
記者「左側だけ赤いですね?」

太田さん「下硯川ICあたりはいろんな車が合流する。熊本北バイパスと国道3号が合流すると、どうしても詰まってしまう」
今後については「車を減らすことが渋滞解消の肝」と話します。
太田さん「都市全体で見ると相変わらずひどく渋滞しています。公共交通を充実させ車から転換してもらう政策が不可欠」
下硯川IC付近の渋滞について
熊本市も把握していて、交通管理者である熊本県警に情報共有しているということです。
県警は、道路新設による車の流れの変化にあわせて信号秒数を調整しました。
今後については「渋滞状況を見ながら、適切な信号秒数設定に努める」としています。















