原発から出る、いわゆる「核のごみ」の最終処分場選定に向け、次の概要調査に移行するかが大きな争点となっていた北海道の寿都町長選挙。概要調査に賛成する現職の片岡春雄氏が調査に反対する前町議で新人の大串伸吾氏を487票差で破り、7回目の当選を果たしました。

片岡春雄氏(76)
「この輪を全国に広げていく。これが(核のごみの話題を)当たり前のように会話できるような状況にもっとしていきたい」

寿都町では2020年から第一段階の文献調査が行われ、去年、次の概要調査に進むことができるとする報告書が出されています。