トレンドは「静かな場所」?

(若狭)
世界から注目されている山形ですが、そもそもその静かなところが今いいんじゃないかということで、静かな場所へのニーズがあるのかどうか聞いてみました。

ゴールデンウィーク・夏休みの旅行動向調査をしたJTBによりますと、前年より上昇した項目が「リラックスする、のんびりする」「自然や風景を楽しむ」という項目だったそう。

分析すると「スマートフォンなどに追われる時間から離れ、自然の中で心身ともにリラックスしたいというニーズがうかがえる」ということなんです。

旅行ジャーナリストの村田和子さんも、静かなところに行きたい人が増えていると分析しており、「日本人が静かな場所を求めるニーズが高まっている。訪日客(インバウンドの方々)が一部の観光地に集中して、宿泊費も高騰。混んでいる場所を避ける傾向にあって、中には旅行も行かない日本人も増えている」ということなんです。