介護や福祉について学ぶ高校生が、保護者をモデルに介護の実技を披露しました。

介護実技を披露したのは、日置市の鹿児島城西高校社会福祉科3年生13人です。

3年間の学習の成果を保護者に披露し、感謝の気持ちを伝えようと毎年行っています。

生徒はベッドで寝ている保護者に声をかけながら、ベッドの高さを変えて体を起こし、プリンやヨーグルトをひとくちずつ口に運んで食事を介助しました。

そして、保護者と手や指を動かすレクリエーションをした後、日ごろの感謝の気持ちを書いた手紙を1人ずつ読み上げました。

「辛い時には話を聞いてくれたり、いろいろなことで支えてくれたおかげで、ここまで元気に健康に育つことができました」

「介助(実技)を受けて、頑張っていたなと思いました」
「3年間いろんなことで苦労をかけたけど、ちゃんと勉強できていると教えることができてよかった」

「いろんなことを学んでこれから頑張ってほしい」
「(介護福祉士の)お父さんのような利用者に寄り添えるような人になりたい」

生徒は、来年1月の国家試験で、介護福祉士の資格取得を目指します。