2025年8月に投開票が行われた宮城県の大郷町長選挙で初当選した石川良彦町長と支援者の男性が、公職選挙法違反の疑いで28日までに刑事告発されたことが捜査関係者への取材で分かりました。

公職選挙法違反の疑いで刑事告発されたのは、宮城県大郷町の石川良彦町長と支援者の男性です。

捜査関係者によりますと、2025年8月31日に投開票が行われた大郷町長選の期間中、石川町長の支援者の男性が、候補者の名前が書かれたタスキをかけ選挙活動をしていた疑いが持たれています。

公職選挙法では、選挙期間中に候補者の名前が記載されたタスキを着用できるのは候補者のみです。

大郷町長選挙では、町内にサッカー場などを整備するスポーツパーク構想が争点となり、構想の見直しを訴えた石川町長が現職をやぶり初当選していました。

県警は、28日までに町民からの告発状を受理していて、公職選挙法違反の疑いで捜査しています。

石川町長は、tbcの取材に対し「後援会のメンバーが、選挙期間中に行なったようだが全く知らなかった。事実関係の確認を進めたい」とコメントしています。