連合石川は28日金沢市内で定期大会を開き、新しい会長に前の事務局長の小水康史氏を選出しました。
連合石川の定期大会では、2期4年にわたり会長を務めてきた福田佳央氏が退任し、これまでの事務局長でUAゼンセンの小水康史氏が新しい会長に就任することを全会一致で承認しました。

小水新会長は2026年度の運動方針の中で、全国的に賃上げが進む一方、物価高が消費を抑制していて、持続的な賃上げ環境の整備が急務と強調しました。
さらに生活者の声を反映する新たな政治勢力への期待が高まっているとして、衆院選では推薦候補の勝利へ総力を結集するよう求めました。
小水康史氏「皆さんの代弁者と言う立場でこの場所に立たせてもらっている。ぜひいろいろな声をそれぞれの立場で挙げていただき、連合石川の運動をさらに前に進められるようお力をお貸しいただければ」

後任の事務局長には電力総連の高村伸幸氏が就任し、労働者の地位向上に向け新たなスタートを切りました。
一方、2026年春の石川県知事選挙をめぐっては、現職の馳浩知事が連合石川に推薦願を提出しているほか、山野之義前金沢市長も近く支援を要請するとみられ、連合石川では11月下旬に執行委員会を開き対応を協議するとしています。














