種子屋久高速船が漂流物に衝突したという想定で救助訓練がありました。

訓練は熊毛地区消防組合が開いたもので、鹿児島海上保安部や屋久島の医療機関などが参加しました。

高速船では2006年、流木に衝突し、乗客100人以上がけがをする事故がありました。

種子屋久高速船が漂流物にぶつかり、航行不能になった船を巡視船で屋久島に曳航する想定で、機動救難士が船内でけが人の重症度を判断し、医療機関に引き渡す手順を確認しました。

(参加した高校生)「自分が経験していると家族にも伝えられるし、ちょっと心強くなった」

(屋久島徳洲会病院・新家佳代子 院長)「やはり何回か(訓練)していないと、ちょっとしたことが日常的に出来ない。今後もやっていく必要がある」

(熊毛地区消防組合・牧瀬守 次長)「イレギュラーが発生したときに、どういった対応をするのか、そこを重点に進めて行かなければならないなと感じた」