教員のグループが女子児童を盗撮し、画像をSNSで共有していた事件で、グループを開設した名古屋市の小学校教諭が初公判で起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、名古屋市の小学校教諭・森山勇二被告42歳は、去年から今年にかけて、9歳の女子児童の下着をデジタルカメラで盗撮し、教員が参加するグループチャットに画像を共有したほか、女児のリコーダーや赤白帽を自宅に持ち帰り、体液をつけた罪などに問われています。

先ほど名古屋地裁で開かれた初公判に、森山被告はスーツとマスク姿で出廷し、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

森山被告が開設したとされるグループチャットには、小中学校の教員10人近くが参加していて、森山被告のほかに横浜、北海道、東京などの教員5人が逮捕・起訴されています。