虹や霧など、天候によって変化する自然現象を独自の視点で切り取る写真家、早坂七斗さんの写真展が寒河江市で開かれています。

寒河江市の最上川ふるさと総合公園で開かれている写真展、「異世界探索」。

写真家の早坂七斗さんが高校時代から撮り続けている写真の中からおよそ40点が展示されています。

写真家 早坂七斗さん「普段見慣れている景色に自然現象の霧や天候、変わった条件が入ることで普段の風景が異世界のような見られない景色に重点を置いて撮影した」

作品の多くは、早坂さんが生活する県内で撮影されたものです。

ある時は夜明け前の大通り。ある時は昼下がりの何気ない風景。

時間や気象条件の変化によって現れる"異世界への入口"をカメラで切り取ります。

写真家 早坂七斗さん「霧は光が拡散しやすい。光を切り取るのが写真、そこが写真として面白くなってくる」

早坂さんは去年、北極などで見ることができるオーロラを、鶴岡市の由良で写真に収めることに成功しました。


    
このオーロラも、早坂さんにとっては"異世界への入口"のひとつです。