クマの出没が相次ぐ岐阜県が「クマよけドローン」の導入を検討していることがわかりました。

岐阜県では10月5日、世界遺産の白川郷で観光客2人がクマに襲われ、毎年恒例のライトアップが中止となるなど、クマによる人身被害と観光への影響が広がっています。

こうした状況に対し、岐阜県の江崎禎英知事は「ゆゆしき事態である」と危機感を示した上で、目撃が相次ぐエリアなどでドローンを使ってクマの嫌がる音を流し、山へ追い払う対策を検討していることを明らかにしました。

(岐阜県・江崎禎英知事)
「ドローンによって彼らが嫌がる音を出していくだとか、このエリアに動物が来ないように、こちらから攻めていくぐらいのことをしていかないと」

江崎知事は「『クマよけドローン』をできるだけ早く導入したい」と話しています。