山形県内でクマの目撃が相次いでいます。
けさには、観光地として知られる寒河江市の慈恩寺でもクマが目撃されました。
きょう午前6時25分ごろ、寒河江市慈恩寺でクマ1頭が目撃されました。現場は、醍醐小学校からおよそ300メートルの場所で、国の史跡にも指定されている慈恩寺旧境内のエリアです。

体長は1メートルほどとみられ、その後の行方はわかっていません。
きのうも各地でクマの目撃が相次ぎました。
きのう午後7時40分ごろ、山形市沼木の路上でクマ1頭(体長およそ1メートル)が目撃されました。

現場は、県立産業技術短期大学の近くで、その後の行方はわかっていません。
熊の出没を受けて、山形市はけさ、現場近くの南沼原小学校の登校ルートを中心にパトロールを行ったということです。
さらに、鶴岡市ではきのう、清水新田の住宅敷地内で体長およそ60センチのクマ1頭が目撃されました。

猟友会や警察が現場を確認したところ、クマが向かってきたため、猟友会によって駆除されました。
このクマによる人や物への被害は確認されていません。
秋は、クマが冬眠に向けてエサを求め活発に動き回る時期で、県ではクマが目撃された場所などでは特に注意するよう呼びかけています。















