日本の主力ロケットH3ロケット7号機が26日、種子島宇宙センターから打ち上げられます。現地から中継です。

昼過ぎまでは雨が降っていた種子島ですが、今は雨が上がりましたが少し風があります。ロケットは先ほど午後6時ごろに組立棟から姿を表し、およそ400メートル離れた発射地点への移動が始まっています。

時速およそ2キロで、人が歩く速度よりもさらに遅いスピードで、慎重に運ばれています。

ロケットには、国際宇宙ステーションへ物資を運ぶ新型補給機「HTV-X」が搭載されています。物資の補給を終えたあとも宇宙空間に留まり、新たな技術の実証試験などに役立てられます。

H3ロケットは、これまで4機連続で打ち上げに成功しています。これまでの4機では、メインエンジンのほかに2基の補助ブースターを使って打ち上げてきましたが、今回の7号機では、物資を搭載した「HTV-X」の重量がおよそ16トンと重いため、補助ブースターを4基に増やした新たな形態での打ち上げになります。

7号機は、26日午前9時15秒に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定で、MBCでは、午前8時ごろからライブ配信でお伝えします。以上、中継でした。