熊本県内での出産費用の平均が、昨年度、全国で最も低かったことが分かりました。
これは厚生労働省が昨日(23日)に公表したものです。
それによりますと、全国の医療機関での正常分娩による出産費用の平均は、昨年度、約52万円で、前年度から約1万3000円増えています。
出産費用を都道府県別で見ると、最も高かったのは東京都の約64万8000円で、最も低かったのは熊本県の約40万4000円でした。
出産費用は、物価高などを背景に上昇が続き、個人の出産費用が公的医療保健から支給される出産育児一時金を上回るケースが6割を超えたということです。
地域差が大きいため、政府は、少子化対策の一環で出産費用の無償化を掲げ、制度設計や実施時期の検討を進めています。














