東京の八王子市はきょう(23日)、市の職員97人が通勤手当を不正に受給していたとして職員に対する処分などを発表しました。
八王子市によりますと、徒歩などで通勤しているにもかかわらず、バスの定期券代などの通勤手当を受け取っていた職員は97人にのぼり、不正受給の総額はあわせて900万円を超えていたということです。
八王子市は97人のうち、部長や課長を含む11人をきょう付で停職や戒告の懲戒処分にし、ほかの職員についても厳重注意などにしました。支給済みの全額がすでに返納済みだということです。
八王子市では、去年、東京・豊島区で同様の不正受給が発覚したことから調査を進めていて、調査のなかで職員からは「手当の規程に関する認識が不足していた」といった反省の声もあがったということです。
八王子市は、今後、第三者による検討会を立ち上げ、原因究明や管理体制の見直しを行うということで、「市民のみなさんの信用を1日でもはやく回復できるよう再発防止に徹底して努めていきたい」としています。
注目の記事
「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-
