豪雨災害などに備え、警察や海上保安部など、浜田市内の4つ機関が参加して連携を確認する合同防災訓練が、このほど実施されました。

浜田市を流れる下府川河口で行われたこの合同防災訓練は、豪雨災害などへの対処に連携して対応する能力を強化するのがねらいです。

参加したのは、浜田警察署と浜田海上保安部、浜田消防本部、それに浜田市役所という4つの行政機関から40人。

豪雨によって車が流され、行方不明となった3人を、目視やドローンによって捜索し、岩場で発見したけが人を泳いで救助したり、車の屋根と車内に取り残された人を、手漕ぎボートで救出するなどの訓練を行いました。

浜田警察署 市元啓輔警備課長「各機関、得意不得意とする項目がありますので、そういった長所短所を知ることで、現場でのスムーズな連携、そういったところに繋がるのかなと、今回訓練をやらしてもらっています。」

各機関、それぞれの強みを生かすことが、救難救助の効果を高めるだけに参加者は、スムーズに連携が図れるよう訓練に取り組んでいました。