福岡県は県立の職業訓練施設で行われた経理の検定試験で、試験官が時間を勘違いしたため訓練生8人の試験が不成立となったと発表しました。

福岡県の担当者「大変申し訳ございませんでした」
福岡県によりますと試験が不成立となったのは、10月4日に田川高等技術専門校で行われた「計算実務能力検定2級」の試験です。
学校の指導員が試験官を務めましたが、50分間の試験時間を1時間と勘違い。
本来の終了時刻を10分近く過ぎた後、別の職員が指摘したことで誤りだったと判明しました。
これにより受験した訓練生10人のうち、途中退席していた2人をのぞく8人の試験が不成立となりました。
学校は訓練生に対し謝罪していて、受験料は県が返還する方向で調整しているということです。
今回の事態を受け県は、上司が試験の終了時刻を事前に確認するなどの再発防止策を講じると説明しています。














