その名前の通り元気に育った元紀さんは、中学、高校では部活でバスケットボールを続けたスポーツマンでした。
岩嵜さんは、元紀さんが事故に遭う2ヶ月ほど前の自身の誕生日が、忘れられない思い出の1つだと話します。
岩嵜さん:
「学校から帰ってくるなり、台所の流しの前にいた私に小さなお菓子の箱を渡していきなり説明を始めました」
元紀さん(当時):
『いやあ、今回のプレゼントはね。ずいぶん考えたんだよ』
『友達にね、お母さんの誕生日のプレゼントは何がいいか相談したんだよ。そしたら、きっと花が好きだと思うから花束がいいんじゃない?そう教えてくれたんだよ。でも花って高いんだね。とても俺の小遣いじゃ買えなくて…』














